【vol.2】好日山荘の戸田さん
高知県は国内有数のロッククライミングの聖地ってご存知ですか?
今日は地元民に地元資源の価値を伝え続け、ロッククライミングのガイド資格も持つ、好日山荘(東館2階)の戸田さんをご紹介します。
【名前】
戸田 竜也
【担当部署】
好日山荘 高知大丸店(東館2階)
【出身地】
東京都出身
(外遊びは大学時代を過ごした石川県で覚えたそう。何度も登っている石川県白山にて。)
Q1.高知大丸の高知らしいエピソードを教えてください
好日山荘 高知大丸店は2022年3月に高知県初の好日山荘として開店しました。
私は唯一関西からオープンに合わせて転勤してきたんですが、高知大丸で働くことになって一番インパクトがあったのは、やはり土佐弁です。
当たり前ですが、スタッフもお客様もみな土佐弁で話しますし、場合によってはスタッフがお客様との接客中でも部分的に出てきたりします。
それがなんとも特徴的で、高知出身ではない私にとってはおもしろく感じました。
(定期的に開催しているロープワーク講座の様子)
ちなみに好きな土佐弁ランキングは、
第1位 | 「~ちゅう」 |
第2位 | 「~ばぁ」 |
第3位 | 「~やき」 |
です!
かわいらしい響きですよね。
Q2.戸田さんが好きな高知の食べ物は?
高知らしい食べ物ではないですが、私はラーメンLOVERなのでご当地ラーメンは外せません。
でも私は普段クライミングを趣味でやっていて、太らないように節制した食事を心掛けているためラーメンが好きでも滅多に食べることができません・・・
つまり!たまに食べるラーメンを何にするかは非常に切実な選択となります。
(「非常に切実な選択」をしている最中だそうです。)
そんな私のお気に入りは、同僚から聞いてお勧めされた「マルトクラーメン」の”魔王”。
高知県にだけ3店舗展開している人気店の名物メニューです。
(これが“魔王”。おいしそう!)
こってりしていて、かつそこに加わる強烈な辛みがおいしさを際立たせるんです。
体重を管理する上では決して口にしてはいけないレベルで高カロリー・高脂質なんですが、その罪のかたまりのような味がクセになり、何回もリピートしている高知でしか食べられない味だと思います。
Q3.戸田さんだけが知っている高知の穴場スポットを教えてください
高知といえば自然が豊かなことが挙げられますが、仁淀ブルーで有名な安居渓谷のような全国区の景勝地だけでなく、人知れず存在する美しい渓谷も数多くあります。
その中でも、高知市中心部から比較的近い香美市を流れている物部川の支流・河ノ内川は、その見事な渓谷美とは裏腹に、ロッククライマーや渓流釣り師ぐらいしか訪れることのない絶景穴場スポットです。
(絶景穴場スポットに溶け込むロッククライマー戸田さん)
澄んだ清流と、全国的にも珍しい巨岩が折り重なる景観は目を楽しませてくれ、時折あらわれる深く大きな淵は、夏場となれば絶好の川遊びを提供してくれます。
クライミングはもちろん、アウトドアを楽しみに高知に来た際は、好日山荘を訪ねてみてください。
おすすめの場所をお教えしますよ。
Q4.戸田さんはロッククライミングのガイドの資格をお持ちだとか。
自然とともにある戸田さんの「高知」を語ってください。
私は関西にいた時から高知に遊びに行くことがあり、そのアウトドアフィールドの素晴らしさに惹かれていました。
岩場がほとんどなく、県をいくつも跨いで遠出しなければまともにロッククライミングを楽しめない地域もある中、高知県は比較的中心部から近いところにいくつも岩場を抱え、海岸部から山間部まで多様なロケーションで登ることができます。
全国有数の透明度を誇る清流沿い、雄大な太平洋を望む浜辺に、見た目にも美しい岩が屹立しているんです。
だから「高知に赴任する」と決まった時は二つ返事で承諾しました(笑)
私は今、好日山荘の一つの使命である、販売員として物を売るだけでなく自然で遊ぶことの素晴らしさを伝えることを、他の地域で働くよりはるかに強く使命として感じています。
(登る楽しみも、食べる楽しみも。外遊びを知り尽くしています。)
休みの日のプライベートな時間はほぼ全て外へ登りに出かけ、ロッククライミングをしています。
高知の自然の価値を常に確認し、仕事の時間にそれをお客様に発信・還元する・・・そんな日々がとても楽しいです。
Think LOCAL インスタグラムでも紹介されました!
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戸田さん、こんなこともやってます【四国山地横断トレイル】
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(取材後記)
高知にはロッククライマーの間では全国的に有名で人気の岩場もあり、お正月やゴールデンウィークともなれば多くのクライマーが高知を訪れます。
ロッククライミングの世界に触れたことのない人にとっては、そんな状況があることはついぞ知ることはありませんし、魅力に気づくこともありません。
私も戸田さんに出会うまではそうでした。
だからこそ、高知県に好日山荘があり、戸田さんのような地域の魅力を発信するスタッフがいることの意義があるのだと感じています。
取材担当:大保
Iターンで高知にやってきた、ひよっこ高知県民。
「私の土佐弁、ネイティブの域に達しちゅう!」と豪語するも周りから全否定される日々。